中久万の家
中久万の家
解放感のある「桧の縁側」
高知市中心部の閑静な住宅街に敷地はある。
内部空間・外部空間共に地元高知県産木材をふんだんに用いた木造住宅である。
2階をリビング空間として設計することで、リビングの天井を勾配天井とすることが可能となった。杉の垂木が並び、リズミカルかつ豊かな表情の空間となっている。
特徴的なのは、2階リビングとバルコニーの関係である。
課題となったのは、木製のバルコニー手摺りをいかに美しく機能的に納めるか。
設計者と大工が現場での試行錯誤を繰り返しながら施工は進められた。
解放感あるバルコニーは、「桧の縁側」として設えられており、季節折々の風を感じられるくつろぎのスペースとなっている。
設計者の意図・考えをいかにして具現化し、よりよい空間にできるか。
工務店としての技術力が試される事例となった。
Address | / | 高知県高知市 |
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Type | / | 木造2階在来工法 |
階数 | / | 地上2階 |
延べ床面積 | / | 115.83㎡(35坪) |
Year | / | 2017.01〜2017.07 |
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設計 | / | (株) 風憬社 |
施工 | / | (有)創栄工務店 |
外構 | / | (有)創栄工務店 |